本年8月20日、経済産業省の「新市場創造型標準化制度」を活用し
「非破壊試験-加工穴内径面の自動検査装置-第1部:標準試験片(JIS Z 2324-1)」
の日本工業規格(JIS規格)を作ることができました。
本JIS制定によって、レーザ式、カメラ式及び渦電流式の3方式の自動検査装置の検査等に用いる
試験片を統一することが可能となり、この標準試験片を用いた性能試験方法を今後確立することによって
検査結果の比較による検査手法の適切な選択やデータの信頼性向上が期待されます。
下のリンクから今回のJIS規格制定・改正内容確認できます。
http://www.meti.go.jp/press/2018/08/20180820002/20180820002.html
今後、本JISを活用した新サービスを提供して参ります。※詳細は営業まで。
<新市場創造型標準化制度について>
2014年7月に創設。優れた技術であり新市場の創造又は拡大が見込まれるものの
その標準化について、業界団体が存在しない場合や、存在しても規格作成の検討がおこなわれる予定がない場合
調整が複数の業界団体にまたがるため調整が困難な場合に、従来の業界団体による原案作成を経ずに
迅速な規格原案の作成等を可能とする制度。当社はJIS Z 2324-1の策定にあたってこの制度を利用しました。
(参考)
http://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun/shinshijyo/index.html